Shopgirl/恋の商品価値
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●シンデレラ・ストーリー ●コメディな恋愛映画 ■ハッピーな気持ちになれる恋愛映画 ■年の差カップルの恋愛映画 |
■Review: by Casel
現代の結婚適齢期の女性が抱く悩みをひとりの女性ミラベルを通して描かれている。日陰の日常から脱するべく、明るい未来の入り口を焦りながら探る日々。
多くの一般女性が抱く夢と葛藤・・・それは、・・生命力のある素敵な男性と出会い結婚したい。とか、経済力のある男性と結婚してなに不自由ない安定した生活を送りたい。とか・・・・・でも、愛のない生活はイヤ!など・・・経験がないがゆえに将来への希望と不安が同居するターニングポイント。
そんな状況のミラベルは、対照的な二人の男性と交際する機会に恵まれる。
一人は人生経験豊富で、すでにすべてを持ち得ている完成形の男性。もう一人はミラベルと同様、人生において未熟で粗野で何も持たない進化形の男性。
ミラベルは、心苦しくも二人の男性を天秤にかける。つまり二股。両親は高齢だし、親を安心させるためにも自分の幸せのためにもなんとかしなきゃならない。キレイ事言ってる場合じゃないっていう状況。
すべてを持っている完成形の男性と付き合うとどんな感じなのか?何も持たない進化形の男性と付き合うとどんな感じになるのか?・・・・・興味をそそられる展開となります。
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ベテラン喜劇俳優スティーヴ・マーティンの処女小説の映画化ということですが、けっこう“哲学”入ってると私は感じました。
まず、完成形の男性については、夢のような生活が目に見えるので魅力・・大です。しかし実際問題、いままで築き上げてきた自分の人生の成功ルール(仕事、情緒、スタイルの成功ルール)を保守するあまり自分のペースでしか彼女と接することができない。つまり成長しきっているため、はなっから共に成長しようとする気持ちがない。そこに彼女とのギャップが広がる。物欲でしか彼女を引き留めることができない悲しさがが現実としてそこにはある。
一方、進化形の男性については、どうしても将来の経済的、情緒的な不安がつきまとう。あるのは、いつ消えるかわからない小さな光。かすかな期待感だけ。一緒に時を過ごしても、スマートに事が運ばない苛立ちともどかしさ。
ミラベルは、進化形の男性から電話で「アーティストのツアーに参加することになったので、2ヶ月間、君とは会えない」と言われたので、そのすきに完成形の男性と交際を密にしていったわけですが、2ヵ月後、進化形の彼が生まれ変わって目の前に現れた。成功者となって戻ってきた。時を同じにして、ミラベルは自分の個展を開く。
紆余曲折いろいろあったけど、そのお蔭で、結局、自分が成長できチャンスにも恵まれ、方向が定まった。というなかなかいい展開。
賛否両論あるだろうけど、この映画のメッセージは、学べ、経験を積んで判断しろ、相手うんぬんじゃなく、自分が成長しろ!そこに幸せになるチャンスがある!ってことじゃないかな。
進化形の彼が生まれ変われた理由は、なにげに彼に言ったミラベルの一言だった。そして、長いツアーの移動時間にノウハウCDを聞いていたため。っていうのがなんとも安易な気もするけど、実際人間ってそんなもんだよね。気づくか気づかないかの差で人生大きく変わるんだろうな。
(2005年 / アメリカ )
収録時間: 107分
監督: アナンド・タッカー
製作: アショク・アムリトラジ ジョン・ジャシュニ スティーヴ・マーティン
製作総指揮: アンドリュー・シュガーマン
脚本: スティーヴ・マーティン
原作: スティーヴ・マーティン
撮影: ピーター・サシツキー
音楽: バーリントン・フェロング
出演: クレア・デーンズ スティーヴ・マーティン クレア・デインズ ジェイソン・シュワルツマン ブリジット・ウィルソン=サンプラス サム・ボトムズ
■Introduction:
ベテラン喜劇俳優スティーヴ・マーティンの処女小説を、マーティン自らの脚色・主演で映画化。都会に暮らす孤独な女性が、2人の男性の間で揺れ動くさまをほんのりビターに綴るロマンティック・コメディ。共演はクレア・デインズとジェイソン・シュワルツマン。高級デパートの婦人用手袋売り場で働く20代の女性ミラベル。ある時彼女は、対照的な2人の男性と出会う。自称アーティストの貧乏で不器用な青年ジェレミーと、60近いお金持ちのおしゃれな紳士レイ。そして、夢のような体験をさせてくれるレイと付き合い始めるミラベルだったが…。
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