存在の耐えられない軽さ

存在の耐えられない軽さ

★★★★★
存在の耐えられない軽さ
THE UNBEARABLE LIGHTNESS OF BEING

●ロマンティックな恋愛映画

■管理人オススメの恋愛映画

■Review: by Casel

なんとも知的好奇心をそそるタイトル。激動のプラハの春を舞台に一人の男と二人の女の愛を描いた恋愛映画。彼を取り巻く二人の女性の言動に注目です。二人は対照的なようで、実はかなり積極的にたくましく生きている。男にぶら下がって生きるのではなく、逆にプレイボーイにすら影響を与えるほどの自立した女性。長い作品ですが映像の美しさとテンポの妙に引き込まれていきます。センス抜群の作品。人生の重さと軽さ。自分はこういう映画に出会ったからこそ、いまでも映画を見続けてるんだと思う。

(1988年/アメリカ)
収録時間: 173分

監督: フィリップ・カウフマン
製作: ソウル・ゼインツ
製作総指揮: ベルティル・オルソン
脚本: ジャン=クロード・カリエール フィリップ・カウフマン
原作: ミラン・クンデラ
撮影: スヴェン・ニクヴィスト
音楽: レオシュ・ヤナーチェク

出演: ダニエル・デイ=ルイス ジュリエット・ビノシュ レナ・オリン デレク・デ・リント エルランド・ヨセフソン

■Introduction:
「ライトスタッフ」で一躍有名になったP・カウフマンが69年のチェコ動乱、いわゆる“プラハの春”を題材にして描いた超大作。若者の間に芽生えた民主化要求の波がソ連軍の軍事介入で圧殺されていく中、プレイボーイの医師と二人の女の青春が鮮烈に描かれる。古いニュース・フィルムと本編の画調を完璧に合わせるという離れ技を、ベルイマン作品で鳴らした名カメラマン、スヴェン・ニクヴィストが見事にやってのけている。
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