マレーナ
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■Review: by Casel
思春期の少年が抱く大人の女性に対する焦げるような想いを描いた作品。少年の目を通して残酷な現実が描かれている。舞台は第二次世界大戦下のシチリア島。夫を戦地に送り出している美しい人妻・モニカ・ベルッチ演ずるマレーナは町中の男から視線を集め、女からは嫉妬されている。美し過ぎることが罪。そんな女性が決して幸せではないのです。G・トルナトーレ監督お得意の世界です。それにしても女の嫉妬は怖いです。マレーナが可哀想でした。みんな自分が生きていくために精一杯なのは分かるけど、本当に意味のないことで中傷する人間の惨めさや汚さを痛感してしまう。嫉妬や欲望、悪意を通してしか村人はマレーナを見ない。そんな中、ただ一人少年レナートだけがマレーナの真実を見つめ続け・・・最後は感動の涙でした。終盤、マレーナの生き方に強さと人生の重みを感じた。心に残る名作のひとつですね。(2000年 / アメリカ/イタリア )
収録時間: 92分
監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
製作: ハーヴェイ・ワインスタイン カルロ・ベルナスコーニ
脚本: ジュゼッペ・トルナトーレ
原作: ルチアーノ・ビンセンツォーニ
撮影: ラホス・コルタイ
音楽: エンニオ・モリコーネ
出演: モニカ・ベルッチ ジュゼッペ・スルファーロ ルチアーノ・フェデリコ マティルデ・ピアナ
■Introduction:
「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるほのかに甘く、そして強烈に切ない少年の一途な恋の物語。1940年の晩春。シチリア島の漁村カステルクト。12歳の少年レナートは、その日初めて、村一番の美しい女性、マレーナを見た。マレーナは結婚してすぐに戦地へ行ってしまった夫ニノのことを想う毎日。そんなマレーナにたちまち恋に落ちた少年レナート。以来レナートはマレーナを見つめつづけた。やがて彼女に悲劇が訪れたときも……。
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